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熱中症
2016年07月04日(月)4:51 PM
今年は梅雨だというのに雨も少なく、蒸し暑い日が続いております。
熱中症に関して少しお話しておきます。
熱中症とは体温が以上に上昇してしまい、適切な処置を行わないと脳神経障害や、多臓器不全を引き起こし、最悪は死に至る疾患です。
炎天下のさなかに散歩に行く方はいないと思いますが、注意しなければならないのは夕方です。アスファルトなど路面に手を当ててみると分かりますが、熱気が立ち上がってくるのを感じるはずです。人は1m以上の高さでしか感じませんが、犬は10cm~30cmの高さで熱気を受けているため、暑さは想像以上です。散歩の時間や場所などにも注意してください。
熱中症になってしまった時はどうなるのでしょう。一般的な症状を挙げておきます。
○息が荒く、グッタリと横たわってしまい、食欲もない
○体をさわると異常に熱い
○嘔吐する
熱中症が疑われたら、以下のような処置をすぐに行って体温を下げてください。
○タオルをかけて、その上から水をかける
○保冷剤やビニール袋に氷を入れて氷嚢をつくり、首、脇、股の間などに挟む
○扇風機などで風を当てる
以上のような処置を行いながら、早めに病院を受診してください。
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