レーザー治療
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レーザー治療

炭酸ガス(Co2)レーザーを用いた手術

特長

  • 切開と同時に小血管をシールすることで出血が少ない
  • 切開と同時にリンパ管をシールすることで術後の腫れが少ない
  • 切開と同時に神経断端をシールすることで術後の痛みが少ない

このような特長により手術時間の短縮や動物に与えるダメージも少なく済みます。特に軟部組織外科手術おいては威力を発揮します。

また、口腔内など出血の多い場所にも出血の少ない処置が可能です。

主な適応症例:避妊・去勢手術、腫瘍切除、一般外科手術、短頭種気道症候群、ネコの難治性口内炎など


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歯石による歯肉の炎症に伴う歯周ポケット(矢印)をCo2レーザーで切除

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出血のない皮膚切開

術後写真1

術後

術後写真2

抜糸後(術後10日)目立たない傷跡


キセノン光を用いた光線治療(LLLT:低出力レーザーセラピー)

キセノン光とは近赤外線の一種で生体透過光としては最適な波長の光で、主に血流の改善、疼痛の緩和、創傷治癒促進などの効果をもたらします。人医領域では、すでに整形外科、内科、麻酔科、耳鼻咽喉科など幅広い分野で使用されております。

照射に際してはポカポカと温かくなり、心地よく感じるので嫌がることはありません。照射中に気持ちよくて寝てしまう子もおります。1回5~10分程度の照射を週に1~3回(症状によっては毎日)行います。

 

主な適応症例:椎間板ヘルニア、運動器疼痛、口内炎、外傷、術後の疼痛緩和と治癒促進、消化器疾患、便秘、血流改善を目的とした治療。


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左から/耳介の血行不良に伴う難治性の皮膚壊死、光線治療により30日後に上皮再生し完治


 

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