光線治療
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光線治療

2014年07月26日(土)10:32 AM

キセノン光を使った光線治療を始めてから4ヶ月が経ちました。
ほぼ毎日、痛みの緩和や外傷などに使用しているのですが、嫌がる子は皆無です。
実は、自身もマラソンで膝を痛めてしまい、一週間はキツイなーと思っていましたが
キセノンを2回あてたら嘘のように痛みがなくなりました。今でもどこか痛いとあてております。

キセノン光はスマホをちょっと大きくしたようなプローブから光線が出るのですが(写真)
特長として縦9cm、横5cmの範囲から光線を発し、それは深さ7cmまで到達します。

最近の症例としては、食欲不振の子の腹部に光をあてて、胃や腸の血行促進により運動を活発にすることで
食欲不振の改善に役立てております。
また、骨折の術後に光線をあてて血行促進を図り、骨折の治癒が早まるのではないかと入院中のネコに毎日あてています(写真)。
写真を見ての通り、気持ちよさそうにしています。
骨折の治癒回復が早まるかどうかの結果はまだ出ておりませんが、骨折回復に大切なことは
豊富な血流によって骨折部に栄養を供給するかがポイントなので、サポート治療としては大いに期待できるところです。

用もないのに光をあてる必要もありませんが、何か疑問や興味がおありでしたら、お気軽にお尋ねください。

キセノン光プローブキセノン治療風景 骨折



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